「Factorio」で以下のタイミングで取得されたバックアップを使用して復元する方法を説明します。
バックアップの仕様と保存場所については、マニュアルをご確認ください。
ワールドリセット時に作成されたバックアップを使用する
〈STEP1〉SSH接続でサーバーにログインする
マニュアルを参考に、SSH接続でサーバーにログインします。
〈STEP2〉コマンドを実行する
以下の手順を参考に、SSH接続後に表示された画面で、コマンドを入力しエンターキーを押して実行します。
- ゲーム起動中の場合は、以下のコマンドを実行し、ゲームを停止します。
sudo game stop
- 以下のコマンドを実行し、戻したいバックアップファイルを確認します。
ls -l /opt/backup/world-*
- 以下のコマンドを実行し、ワールドデータがあるディレクトリへ移動します。
cd /opt/factorio
- 以下のコマンドを実行し、現在のワールドデータを削除します。
rm -rf saves
- 以下のコマンドを実行し、圧縮を展開してデータを戻します。「world-{YYMMDD}_{HHMMSS}.tar.gz」は、手順2で確認した戻したいバックアップファイル名を入力します。
tar xvzf /opt/backup/world-{YYMMDD}_{HHMMSS}.tar.gz - 以下のコマンドを実行し、バックアップデータから展開された事を確認します。
ls -l saves
- 以下のコマンドを入力し、ゲームを起動します。
sudo game start
以上で復元が完了します。
ゲームサーバーのアップデート時に作成されたバックアップを使用する
〈STEP1〉SSH接続でサーバーにログインする
マニュアルを参考に、SSH接続でサーバーにログインします。
〈STEP2〉コマンドを実行する
以下の手順を参考に、SSH接続後に表示された画面で、コマンドを入力しエンターキーを押して実行します。
- ゲーム起動中の場合は、以下のコマンドを実行し、ゲームを停止します。
sudo game stop
- 以下のコマンドを実行し、戻したいバックアップファイルを確認します。
ls -l /opt/backup/factorio-*
- 以下のコマンドを実行し、セーブデータがあるディレクトリへ移動します。
cd /opt/factorio
- 以下のコマンドを実行し、現在のセーブデータを削除します。
rm -rf saves
- 以下のコマンドを実行し、圧縮データを展開するディレクトリへ移動します。
cd /home/admin
- 以下のコマンドを実行し、圧縮を展開してデータを戻します。「factorio-{バージョン}.tar.gz」は、手順2で確認した戻したいバックアップファイル名を入力します。
tar xvzf /opt/backup/factorio-{バージョン}.tar.gz - 以下のコマンドを実行し、バックアップデータから展開された事を確認します。
ls -l factorio
- 以下のコマンドを実行し、展開したファイルの移動先ディレクトリへ移動します。
cd /opt/factorio
- 以下のコマンドを実行し、savesディレクトリを戻します。
mv -iv /home/admin/factorio/saves /opt/factorio/.
- 以下のコマンドを実行し、savesディレクトリが更新された事を確認します。
ls -l saves
- 以下のコマンドを入力し、ゲームを起動します。
sudo game start
以上で復元が完了します。