「Rust」のゲーム設定やサーバー設定をカスタマイズする方法について説明します。
SSH接続で設定を変更する
ワールドなどに関する設定は「server.cfg」、管理者に関する設定は「users.cfg」、特定プレイヤーの参加を禁止・解除する設定は「bans.cfg」のファイルを編集することで変更できます。
Step1 SSH接続でサーバーにログインする
マニュアルを参考に、SSH接続でサーバーにログインします。
Step2 設定ファイルを編集する
以下の手順を参考に、SSH接続後に表示された画面で、コマンドを入力しエンターキーを押して実行します。
- ゲーム起動中の場合は、以下のコマンドを実行し、ゲームを停止します。
sudo game stop
- 以下のコマンドを実行し、設定ファイルを編集します。例えば、サーバーの設定ファイルを編集したい場合は、「vi /opt/rust/server/rust/cfg/server.cfg」と入力します。
vi <設定ファイル>
- 以下のコマンドを実行し、ゲームを起動します。
sudo game start
以上で設定が完了します。
パラメータの設定や変更内容は、サーバー内の設定ファイルには反映されますが、ゲーム側へ反映されるかはゲームの仕様に準拠します。
設定ファイルについて
主に設定を行うファイルのパスは、以下のとおりです。
サーバー設定に関するファイルパス
/opt/rust/server/rust/cfg/server.cfg
下記パラメータは初期値として設定されている内容となります。
パラメータ | 説明 | 初期値 |
---|---|---|
server.level | マップ | Procedural Map |
server.seed | マップシード | 1234 |
server.worldsize | マップサイズ | 3000 |
server.maxplayers | 最大接続人数 | 50 |
server.hostname | サーバー名 | Rust Server |
server.description | サーバーの説明 | Rust Server |
server.pve | プレイヤー対環境 | false |
fps.limit | FPS制限 | 60 |
server.identityを変更すると、ゲームサーバーが読み込む設定ファイルのパスが変更され、ゲームコマンドが正常に機能しなくなる恐れがあります。
管理者設定に関するファイルパス
/opt/rust/server/rust/cfg/users.cfg
接続禁止プレイヤーの設定に関するファイルパス
/opt/rust/server/rust/cfg/bans.cfg